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2026年10月25日(日)
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No262. 訪問看護でのリーダーシップとは?チームに貢献する人財を育成しよう

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No262. 訪問看護でのリーダーシップとは?チームに貢献する人財を育成しよう

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職場でのリーダーシップと言うと、経営者や管理者などのリーダーや、カリスマ性を備えた人を指すと考える人が多いのではないでしょうか。

しかし近年のビジネスにおいて、リーダーシップは才能や資質ではなく、訓練や学習によって身につけられるスキルであるという考え方が主流になっています。つまり、スタッフ全員がリーダーシップを発揮できると考えられるでしょう。

そこで今回は、改めて現代ビジネスにおけるリーダーシップの定義を理解し、訪問看護におけるリーダーシップの重要性や人材育成の方法、必要な考え方などをアップデートしていきましょう。

1リーダーシップとは
 1-1リーダーシップ理論
 1-2リーダーシップとマネジメントの違い
2訪問看護におけるリーダーシップとは
3訪問看護に必要なリーダーシップの要素
4目標管理に『iBow』
5まとめ

リーダーシップとは
リーダーシップとは、組織の中で明確なビジョンを持ち、目標に向かって成果を出す能力を指します。これは主体性を持って行動する力のことで、立場や業務、能力に依存するものではありません。

リーダーシップについては、これまでさまざまな経営者や学者が提唱してきましたが、その中で代表的なものとして、現代ビジネスマネジメント体系を確立したオーストリアの経営学者、ピーター・ドラッカーの理論を紹介します。

リーダーシップ理論
ドラッカーは、リーダーシップに必要なのはカリスマ性ではなく、人格を高めることとし、リーダーシップの本質を3つあげています。1つずつ説明します。

・リーダーシップは仕事をすること
リーダーシップとは、目標に向かって成果を出すこと、つまり仕事の使命を果たすことと述べています。目標を定め、それに対して優先順位や役割、基準を設けてその体制を維持していくことが大切です。

・リーダーシップは責任を持つこと
また、リーダーシップは役職や特権を持つことではなく、責任を持つことだとしています。チームや職場の失敗を人のせいにしないこと、結果を受け止め改善していくことが求められています。

・フォロワーシップ(信頼関係)を構築すること
ドラッカーは、リーダーに関する唯一の定義として「つき従う者がいること」と説明しています。つき従う者とは相手のいいなりになったり同意したりする人ではなく、チームを支援するために自律的に行動する人のことです。リーダーシップのある人は、その人々とのフォロワーシップが大切です。

フォロワーシップは、リーダーだけに当てはまるものではなく、チーム全員に求められる概念です。わかりやすく言うと、新しいプロジェクトの立ち上げやプロジェクトが停滞している場合に、立場に関係なくそれぞれのポジションで意見を述べたり、働きかけたりしながら、チームによい影響を与え正しい方向に導いていく考え方です。

リーダーシップとマネジメントの違い
ここで、リーダーシップと混同されがちなマネジメントとの違いについても理解しておきましょう。

どちらも仕事の成果を出すための能力・手段であることは共通していますが、リーダーシップは、目標に向かって変革を目指しながらメンバーを導くのに対し、マネジメントは目標を達成するためにメンバーや状況を評価・コントロールし、問題の解決に導きます。

一言で言うと、リーダーシップは「変革能力」であり、マネジメントは「管理能力」です。

またリーダーシップは立場や役職に関わらずチーム全員に求められますが、マネジメントはどのように業務を進めていくかなどの意思決定に関わるため、管理運営する立場のリーダーに求められるものと言えるでしょう。

訪問看護におけるリーダーシップとは
コロナ禍による社会変動や地位包括ケアシステムによる体制づくりなど、現代の医療業界は変化しています。制度の改正や利用者のニーズに合わせ訪問看護ステーションにおいて柔軟な対応が必要です。

これまでのようにリーダーからの指示を受けて従うやり方ではなく、状況に応じて的確に判断・実行する、チーム目標のために働きかける「人財」の存在が重要になるでしょう。そのためには、スタッフそれぞれのリーダーシップを養う必要があります。

リーダーシップのある人は、5つのタイプに分類されます。「コンセプト理論」と呼ばれるもので、個々の性格や能力に適合するタイプをビジネスに落とし込むことで成果につなげる考え方です。それぞれの特徴を見ていきましょう。

・ファシリテーション型
ファシリテーションとは、人々の活動を円滑にする支援を行うことです。ファシリテーション型は、中立的な立場で多くの人の意見を傾聴し、意見をまとめ行動に移します。

・サーバント型
サーバントとは「使用人」の意味で、相手を立て自分はサポート役に徹するタイプです。リーダーの場合は、最終的な決断や責任は持ちますが、スタッフが働きやすいフィールドを提供します。

・EQ型
EQ型は職場環境やチームメンバーの気持ち、モチベーションに配慮し、褒めたり認めたりしてチームをポジティブ思考にするタイプのリーダーシップです。

・変革型
変革型は組織に新たな変革を生み出す能力を持ちメンバーに行動を促すタイプで、危機的状況の打開や業績アップなどに貢献します。

・カリスマ型
発想力・行動力を伴い、組織を力強く牽引するタイプのリーダーシップです。ものごとを現実的に評価しながらニーズに対応する反面、リスクを覚悟でチャンスを掴むタイプです。

訪問看護に必要なリーダーシップの要素
訪問看護でこれらの人財を育成していくには、現場にリーダーシップを委ねる必要があります。スタッフ自らができることを考え実践し、責任を持って働くシステムを構築します。リーダーシップを発揮するためには、3つのポイントを実践してもらいましょう。

・目標を設定する
・戦略を決める
・コミュニケーションをとる

経営ビジョンに基づいてキャリアアップやモチベーション維持のための定量的な目標と、目標を達成するための戦略や手段を決めて行動してもらいます。

一方的な指示を行うのではなく、利用者や家族との関わりなどについて見守り、スタッフ自身が解決策を見いだせるように導きます。そしてトラブルが発生したときは、手を差し伸べて状況の改善に努めましょう。

このような関係を構築するためには、日頃からこまめなコミュニケーションをとることも大切です。特に現場が異なる訪問看護においては、コミュニケーションを心がけないと組織として進むべき方向性がバラバラになってしまい、チーム全体のパフォーマンスが低下してしまうことも考えられます。

そして適切なタイミングで後輩指導を行う、リーダーを兼務してもらうなど、段階的に成長のステップを設計していきます。また指導者育成研修を行い、リーダーとしての考え方や必要な知識を身につける機会を設けてサポートを行いましょう。

目標管理に『iBow』
リーダーシップを持つスタッフを育成するためには個々の目標をはじめ、チーム目標や経営戦略などを設定して体系化することが大切です。そこで役に立つのが訪問看護専用電子カルテ『iBow』です。

『iBow』は、看護記録やレセプト業務などからそれぞれの進捗状況を確認できるほか、日々蓄積されるさまざまなデータを集計・分析し目標管理を行うことが可能です。

具体例として、スタッフの訪問件数や回数、時間、医療保険・介護保険の人数、ケアの状況などからスタッフの業務を評価し、1on1ミーティングなどで個人目標の設定やキャリア形成支援などを行います。

またスタッフ全体の状況を可視化・把握できるため、ステーションの課題抽出、施策立案、チーム目標の設定などに役立てることができます。

まとめ
リーダーシップはリーダーや管理者だけのものではなく、スタッフ全員が養うべき重要なスキルです。個々の能力を伸ばし、主体的に業務を行うことで生産性やケアの質向上につながり、結果的に継続的な事業の成長、売上アップなどにも貢献します。

訪問看護でリーダーシップを養うためには、適切な人材マネジメントが重要です。人材マネジメントについて詳細を知りたい方は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。

人材マネジメントとは?知っておきたい、訪問看護経営者が押さえるべきポイント
https://ewellibow.jp/useful/information_20220124/


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