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2026年10月25日(日)
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No188.訪問看護で行う服薬管理の必要性や注意点について解説

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No188.訪問看護で行う服薬管理の必要性や注意点について解説

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訪問看護のサービスを導入する際に多い理由の一つが服薬管理です。訪問看護を利用する方は、何らかの疾患を治療するため薬物療法を行っている場合が多く見られます。

今回は訪問看護で服薬管理が必要な理由や注意点などを見ていき、服薬管理がきちんと正しく理解できるようにしましょう。

目次
1訪問看護で服薬管理が必要な理由
2服薬のタイミング
 2-1食前
 2-2食直前
 2-3食間
 2-4食後
 2-5眠前薬
 2-6起床時
 2-7頓服
3服薬管理の注意点
 3-1用法・用量の確認
 3-2残薬がある場合
 3-3状態の変化によって内服方法の変更も視野に
4服薬管理にも便利な『iBow』の活用
5まとめ

訪問看護で服薬管理が必要な理由
始めに訪問看護で服薬管理が必要な理由について見ていきます。まず挙げられるのが、内服薬の量の多さや次回の予約日の調整が必要といった事情です。

服薬管理が必要な利用者は、認知症や高齢といった記憶力の低下が見られる方が多い傾向にあります。特に高齢の方は多数の科を受診しており、内服薬の種類や数が多くなるということになりがちです。

また、全ての科から同じ日に同じ量を出されるわけではないため、処方された最終日の把握も難しく、残薬がたくさん余ったり処方日数が切れてしまったりすることがあります。そのため、本人以外の人が一緒に確認してあげることがきちんと内服できる手助けになります。

服薬のタイミング
内服薬が処方される際、一般的には朝食後や夕食後など、内服するタイミングが記載されています。きちんと医師が指示したタイミングを守らないと、薬によっては作用が増大したり減少したりするため注意が必要です。

食前
食前と聞くとご飯を食べる前に飲めば大丈夫という方がいますが、実は20分から30分前の内服が目安になります。内服して身体が吸収するまで時間がかかるため、血糖値の上昇を抑える薬などの場合に多く見られます。

食直前
食前と間違われがちですが、この指示の場合食事をする直前に内服することになります。食事の吸収とともに薬の効果を期待しているものなので、かならず内服したらすぐに食事を始めましょう。

食間
食間も間違いやすい指示の一つで、食事中ではなく食事と食事のあいだを意味しています。朝食と昼食のあいだ、昼食と夕食のあいだなので、10時か15時ごろが目安になります。空腹時に効果を発揮する漢方などが食間のタイミングに適しています。

食後
傾向として一番多くなりがちなタイミングの指示がこちらの食後です。食事を終えて、30分以内が目安とされています。食事を食べると胃の分泌物が出てきて消化を始め、そのタイミングで内服することで、薬が溶けて効果が出てくるとされています。

一般に、鎮痛薬などは胃の粘液の分泌を抑える働きがあり、胃に負担をかけやすいため食後の内服となっています。

眠前薬
主に睡眠に関係する薬が眠前薬として出されます。作用が30分から1時間ほどで出現するため、寝る予定の30分前に内服することで、不安の軽減や睡眠導入、神経の興奮を抑制、気道の閉塞感を解消するなどの効果で良質な眠りを導くことが目的です。

起床時
骨粗しょう症の薬などで見られるのが起床時の指示です。起床して内服し、30分以内は横になることと食事をすることは避けるように注意書きがされています。

これは薬が逆流して食道に付着すると食道炎などを起こしてしまうおそれがあるためで、そうした副作用を防ぐためでもあります。

頓服
頓服は「〇〇の時」など症状があったときに内服する指示のことです。疼痛時や吐気時、めまい時、不眠時、排便困難時など症状があるかどうかで内服をするかどうか決めます。

服薬管理の注意点
服薬管理をする際に注意することはどんなことがあるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

用法・用量の確認
薬をお薬カレンダーや配薬ケースにセットしていくときに注意したいのが、内服するタイミング(用法)と内服する数(用量)です。

用法が異なるもの同士をバラバラに入れていると何のためにセッティングしているのかわかりません。きちんとセットされているのか確認してみましょう。

在宅での高齢者は自身で薬の調節をされていることも多々あります。また床に錠剤が転がっていることもあるため、利用者がいつも薬を飲む空間については特に注意しておきましょう。


残薬がある場合
お薬カレンダーなどに薬が残っている場合があります。残薬については利用者に飲まなかった理由を確認していきましょう。

「なんで飲んでないのですか?」とストレートに問うと、問い詰められているかのような誤解を与えてしまうかもしれません。特に精神科訪問看護の場合はストレートに聞かず、コミュニケーションを通じてなぜ飲まなかったのかを徐々に探ることが望ましいと言えます。

また、そのまま残薬を置いて帰るのかステーションまで持ち帰るのかはステーション内で統一しておき、家族にもその旨を伝えておくとトラブルの予防に繋げられるでしょう。

状態の変化によって内服方法の変更も視野に
在宅で暮らす高齢者は状態が日々変わっていことが考えられます。先日までスムーズに内服できていた方が服薬を拒否されたり、残薬が目立ってくるようになったりすることもあるでしょう。

お薬手帳に処方薬の一覧を貼り付けている方は内服の変更も確認ポイントの一つです。訪問看護では利用者の状態に合わせて内服方法も変えていきます。

例えば、嚥下機能が低下してきたと感じたら大きい錠剤を半分にしたり、粉砕できるものは粉砕したりします。錠剤や粉が難しければ液状の薬も検討していきます。

看護師だけでは薬の変更は難しいため、利用者の状態が変化したときにはケアマネージャーや主治医、薬剤師などを含めて内服方法を検討します。

認知症や健忘が進んできた利用者の場合は、1つずつシートで分かれている薬を1つの袋にまとめる「ワンドーズ(一包化)」にします。一回に内服する薬がまとまっているので、飲まなければならない薬の飲み忘れを防ぐうえで有効でしょう。

服薬管理にも便利な『iBow』の活用
服薬管理をする際に困るのは、いつ処方されているのかわからない薬があるときです。

また医師の診察の際に、他の医師から何の薬を処方されているかわからないと処方の重複が起きてしまうことも考えられます。利用者の内服薬を全て把握しておくことは、たとえ経験豊富な訪問看護師であっても難しいと感じられるかもしれません。

そんなときに役に立つのが、『iBow』のファイル登録機能です。お薬手帳やお薬の説明書を撮影し、『iBow』のファイルに登録しておきます。

登録しておくことにより他の看護師へ情報共有できるとともに、利用者がお薬手帳を無くしても過去のデータが残っているため確認することができます。

またタブレットやスマホから撮影してそのままファイル登録ができるため、わざわざパソコンがある事務所などに戻る必要もなく、残業時間を減らすことにも繋がるでしょう。

まとめ
利用者の在宅療養を支えるうえで服薬管理はとても大切な介助の一つです。服薬をきちんとできているかどうかが自宅生活を続けられるかの分かれ道となることもあります。

訪問看護で服薬管理を行う際は、利用者がきちんと内服できているかを確認するとともに、残薬がたくさんある場合は内服できていない理由を探っていくことが求められると言えます。

服薬はできている場合でも、用法や用量を守らずに内服していないか、内服するタイミングが指示通りか、確認していくことが必要です。

また訪問看護ではたくさんの利用者の服薬管理をしなければなりません。そこで役立つのは『iBow』のファイル登録機能です。

お薬手帳の内容を写真で保存できるため、処方の種類や処方薬の重複など事前に確認できるようになりました。

薬の管理に便利な機能を持ち合わせた『iBow』を検討してみてはいかがでしょうか。

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