IT訪問看護
2026年10月25日(日)
 IT訪問看護

No211.【訪問看護】看護師が鬱になる原因と対処法

新着ニュース30件






























No211.【訪問看護】看護師が鬱になる原因と対処法

このエントリーをはてなブックマークに追加
看護師は、身体的にも精神的にも負担が大きい職業です。

患者や利用者の命を預かるというプレッシャーや緊張感、そして多数の人とのコミュニケーションが必要不可欠であることから、鬱(うつ)を発症してしまう看護師もいます。

そこで今回は、看護師が鬱になる原因や兆候、対処方法について解説します。

目次
1 看護師が鬱になる兆候とは?
 1-1体に出る兆候
 1-2精神に出る兆候
2 看護師特有の鬱の原因とは?
 2-1人間関係によるストレス
 2-2ハードな業務によるストレス
 2-3生活が不規則になりやすい
3 鬱になった時の対処方法
 3-1休息をとる
 3-2受診する
 3-3異動願いを出す・転職する
 3-4プライベートを充実させる
 3-5一人で抱え込まない
4 まとめ

看護師が鬱になる兆候とは?
鬱には、兆候があります。兆候を知り、自分自身の異変に早く気が付くことが重要です。

体に出る兆候
鬱で体に現れる兆候をリストにまとめました。

・不眠、中途覚醒、早朝覚醒など睡眠にまつわるトラブル
・食欲不振
・易疲労感
・頭痛
・肩こり
・動悸
・胃痛
・息苦しさ
・下痢、便秘など便通異常

身体症状と鬱は直接結びつきにくいかもしれませんが、鬱では身体症状が出ることもあるということを理解しておきましょう。

精神に出る兆候
鬱では、精神にも兆候が現れます。

・落ち込みやすい
・希望が持てない
・集中力を保てない
・楽しいはずのことが楽しく感じられない
・人に会いたくない
・不安で落ち着かない

嫌なことがあった時や失敗してしまった時などには、落ち込んでしまう人も多いことでしょう。

しかし、鬱では一時的な落ち込みにとどまらず、気持ちの切り替えができずにずっと落ち込んだ状態となってしまいます。「希望が持てない」「人に会いたくない」などの症状が続いた際には、鬱になりかけている可能性があります。

看護師の場合、インシデントを起こしてしまった時や先輩から指導・注意された時などに、必要以上に自分を責めてしまったり、物事を否定的に捉えてしまったりすることもあるでしょう。

反省することは大切ですが、自分の心を守るためにも気持ちの切り替えを上手におこなっていく必要があります。

「自分は役立たずだ」「いつまでたっても成長できない」などと自分を責めるような思考をするようになっていたら、鬱の黄色信号です。

看護師特有の鬱の原因とは?
看護師特有の鬱の原因について解説します。

人間関係によるストレス
看護師という職業では、どのような職場で働くにせよ、閉鎖的な環境での勤務が多いことでしょう。

毎日顔を合わせるスタッフや患者、利用者はある程度決まっているため、苦手な人や自分と合わない人がいても、避けづらい環境に身を置いています。

また、看護師は女性が多い職場であることから、女性特有の人間関係に関するトラブルもあることでしょう。

さらに、看護師は患者や利用者だけでなく医師や他職種、また患者の家族など、多数の人とのコミュニケーションが必要不可欠ですので、その分人間関係が複雑になりやすく、こじれやすいといえます。

ハードな業務によるストレス
看護師の業務は身体的にも精神的にもハードで、ストレスがたまりやすいと考えられます。

看護師は慢性的な人手不足に陥っており、どうしても一人あたりの業務量が多くなってしまいがちなのに加え、自分自身の仕事が患者や利用者の命に直結するというプレッシャーや緊張感により、キャパオーバーとなってしまうこともあるでしょう。

また、看護師として勤務していれば、配置換えも免れません。違う部署や診療科での勤務に適応するまでの期間も、ストレスが多くかかることでしょう。

このように、看護師という職業の特徴から、業務がハードになりやすく、ストレスがたまりやすいことが理解できます。

生活が不規則になりやすい
病棟看護師の場合は夜勤がありますが、訪問看護師の場合もオンコール業務があることが多いことでしょう。

夜勤では、本来睡眠をとるべき時間に働かなければならず負担が大きいのはもちろんのこと、オンコール業務は一人で担当することが多いため、「自分がきちんと対応しなければ」というプレッシャーも強くなりがちです。

オンコール担当の日にコールがなかったとしても、緊張からぐっすり眠れないこともあるでしょう。

夜間に眠れず生活が不規則になると、鬱を発症しやすくなってしまいます。

夜勤やオンコール業務など、生活が不規則になりがちなのも、看護師が鬱を発症しやすい一つの原因となっています。

鬱になった時の対処方法
鬱は、誰が発症してもおかしくない病気です。鬱の兆候に早く気付くことと、適切な対処が重要です。ここからは、鬱になった時の対処方法を解説します。

休息をとる
鬱を発症した際に最も重要なのが、休息をとることです。

鬱は心身ともに疲れきってしまった状態ですので、エネルギーを回復させるためには十分な休息が必要です。

働きながら休息をとるのは簡単なことではないため、数日間有給休暇をもらうか、思い切って休職することをおすすめします。休める環境が整ったら、仕事のことは考えず、ただただひたすらに心身を休めましょう。

休んでいながら仕事のことを考えていては、脳が休まりません。

休職中は、無理のない範囲で規則正しい生活を心がけ、「何かやりたい」と思ったときにのみ、自分の好きなことをやるようにしましょう。何もしたくない時には、横になって休むようにしましょう。

受診する
心身に異変を感じ、「鬱かもしれない」と思った際には、精神科や心療内科の受診をおすすめします。

状態に合わせて投薬治療やカウンセリングを受けられるだけでなく、専門家に診てもらうことができるだけで心が安心することもあるでしょう。

また、休職の手続きの際には医師の診断書が必要となりますので、受診するようにしましょう。

異動願いを出す・転職する
十分な休息をとった後、今後のことを考えられるような状態になったら、働き方について少しずつ考えていきましょう。

職場で特定の人が苦手な場合や対象業務が負担になっている場合には、異動願いを出してみるのも良いでしょう。
また、思い切って転職してみても良いかもしれません。

看護師は売り手市場ですので、自分に合った働き先は今の職場以外にもたくさんあるはずです。

プライベートを充実させる
回復の兆しがみえてきたら、プライベートにも目を向けてみましょう。

復職した際には、仕事(オン)とプライベート(オフ)の切り替えをしっかりおこなうことで、ストレスと上手に付き合っていけるようになります。

運動で体を動かす機会や趣味に没頭する機会を設ければ、それだけでもストレス発散になるでしょう。

一人で抱え込まない
身近なところに、信頼できる相談相手を作っておくのも大切です。

嫌なことやストレス源を一人で抱え込んで思いつめても、問題の解決にはならないことが多いでしょう。

家族でも友達でも恋人でも良いので、心許せる相手に、遠慮なく自分の悩みを打ち明けてみましょう。

まとめ
今回は、看護師が鬱になる原因と対処方法について解説しました。

看護師は身体的・精神的にハードな職業であり、鬱を発症してしまう可能性があります。

鬱の兆候に早く気が付くことと、その後の対処方法が肝心です。

イライラしたときの対処法、訪問看護師が抱えるストレスについて、訪問看護師が疲れを軽減する方法についての記事もご覧ください。

訪問看護の皆さまに知っていただきたい~イライラした時の対処法~
https://ewellibow.jp/useful/column_20210924/

訪問看護に疲れたと感じる瞬間は?疲れを軽減する方法
https://ewellibow.jp/useful/information_20220314/

訪問看護師が抱えるストレスとは?ストレスの原因と解消方法をご紹介!
https://ewellibow.jp/useful/information_202201012/

Amazon.co.jp : 鬱 に関連する商品
  • No312. 訪問看護ステーションの利益化につながる労務業務の効率化やポイントとは(5月23日)
  • No311. 訪問看護経営初心者向け法人カードの選ぶポイントや個人カードとの違い(5月20日)
  • No309. 訪問看護利用者との契約手順と書面の保管(5月18日)
  • No.313 訪問看護スタッフの定着化が成功しているステーションの特徴と方法(5月17日)
  • No314.訪問看護スタッフ間の雑談に多い話題は?雑談のコツやおすすめテーマも解説(5月13日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->