訪問看護師として勤務をすることになると、いろいろな症例や保険制度など必要な知識が幅広くなります。それぞれの事柄に対応するには、日々勉強していき、知識をアップデートしていくことが大切になってくるでしょう。
新たな知識を求めるときには書籍を利用する方が多く、特に看護系雑誌を見ることもあります。今回は訪問看護における人気のおすすめ本やサブスクアプリを紹介していきます。
訪問看護のことを勉強するとき、雑誌を利用して知識や情報を得ることがおすすめです。最後まで読めば、訪問看護の勉強をスムーズに楽しくすることができますのでぜひ一読ください。
1 訪問看護において雑誌を読むメリット
1-1 エビデンスに基づいて書かれている
1-2 見やすいビジュアルとわかりやすい文章
1-3 ポイントを押さえた構成
2 訪問看護におけるおすすめ雑誌4選
2‐1 訪問看護と介護
2-2 コミュニティケア
2-3 エキスパートナース
2-4 精神科看護
3 サブスクアプリも登場!
4 まとめ
訪問看護において雑誌を読むメリット
そもそもなぜ雑誌で勉強することがおすすめなのでしょうか。論文や教科書とは何が違うのか、雑誌で勉強するメリットがわかれば勉強する意欲も増してきます。雑誌で訪問看護のことを勉強するメリットを見ていきましょう。
エビデンスに基づいて書かれている
雑誌は論文や有資格者からの情報を参考に執筆されているため、エビデンスに基づいた情報を得ることができます。看護学生の頃から、看護援助には根拠が大切と何度も教え込まれています。
ネットに上がっている情報の全てが間違いではありませんが、中にはエビデンスがない情報も多いため信憑性に欠けます。雑誌はネットと違い、監修者や執筆者が誰なのか、どのような文献から引用や参考にしているかがわかります。
きちんとしたエビデンスに基づいた看護が提供できるでしょう。雑誌で気になる記事があれば、論文を検索して自分で確認するとさらに知識を深めることができるためおすすめです。
見やすいビジュアルとわかりやすい文章
雑誌は図や表が多く挿入されており、見やすいビジュアルになっています。教科書や論文など、文字ばかりが並んでいる書物を読むのが苦手な方も多いです。
解剖生理学や薬理学などの文章ではイメージしにくい説明は見やすく絵や表でまとめられているため、活字が苦手な方や新人の看護師の方には特におすすめです。また文章も噛み砕いた言い回しがされていて、飽きずに読み進めていくことが可能です。
これから勉強を始めようと思っている領域でわからない専門用語が羅列されていると、モチベーションが下がってしまいます。学生でもわかるように基本的な用語を用いながら解説されており、1つずつ理解しながら進むことができます。
ポイントを押さえた構成
雑誌の構成は悩みを解決できるような構成になっていることが多いです。例えば月刊雑誌であればコラムが掲載されていたり、小冊子が付録で付いていたりします。
「こんな時には〇〇!」のようなピンポイントで内容が書かれているので、身近な内容に感じることも多いです。そのため自分の悩みをエビデンスに基づいてスムーズに解決することが可能です。
特集ページはボリュームがありますが、他のページもコラムや看護を行うときに必要なグッズのランキングなど、飽きずに最後まで見ることできる構成になっています。また看護雑誌でも各分野に特化した内容の雑誌も多く、自分に合った雑誌を探すことができます。
訪問看護におけるおすすめ雑誌4選
訪問看護の現場で使える内容が掲載されている雑誌は何種類もあります。自分に合う雑誌を見つけることで、さらに訪問看護が楽しくなっていくでしょう。それでは訪問看護について知識を深める際に、おすすめな雑誌を紹介していきます。
訪問看護と介護
医学書院から出版されている「訪問看護と介護」は、在宅ケアの視点で看護と介護についての記事を取り扱っている雑誌になります。
在宅看取りの実践や訪問リハのアプローチ方法など実践に目を向けて書かれているものや、地域ケアシステム、倫理的課題へのアプローチなど幅広く扱われています。
訪問看護の世界に初めて足を踏み入れると、地域包括ケアシステムや介護保険法、他職種連携などの今まで触れなかったことを学ぶ必要があります。訪問看護を行ううえで上記のような基本的なことを学べる雑誌になっています。
コミュニティケア
日本看護協会出版会が出版している「コミュニティケア」です。コミュニティケアは訪問看護に特化している雑誌ですが、現場での知識はもちろん、経営や人事など運営のことについても学ぶことができます。
現場スタッフだけではなく、ステーション管理者や経営者にも役立つ情報が掲載されています。普段あまり意識しない運営の知識も得ることができるため訪問看護に必要な情報を網羅できるでしょう。
またコミュニティケアは電子版もあり、ダウンロードして訪問先や空き時間にも手軽に見ることができます。これまで病棟勤務が長く、初めて訪問看護に挑戦される方には在宅看護の視点や制度の勉強をする時にとても役に立つ雑誌です。
エキスパートナース
照林社から出版されている「エキスパートナース」は看護学生のときから参考にしている看護師も多いのではないでしょうか。
小児やリハビリなどを含める看護学全般を取り扱っているため、病棟看護師から訪問看護師、領域を問わずに幅広く学ぶことができます。訪問看護師として現場に出ても幅広くさまざまな領域の情報を得ることできるため、今までの知識をアップデートしつづけることができます。
「ねじ子のヒミツ手技」などの書籍化されているおもしろいコーナーも掲載されているので人気の雑誌です。
精神科看護
精神看護出版から出ている精神科看護に特化した雑誌になります。訪問看護の中でも精神科訪問看護は独立している分野のため、苦手意識を持つ方もいらっしゃいます。
しかし訪問看護を利用している方でも精神科領域の問題を持ち合わせている方も多いので、避けては通れない領域です。精神科看護について支援方法や家族へのアプローチ、発達障害の看護などを包括的に勉強したい看護師へおすすめしたい雑誌です。
値段も1100円(税込)と雑誌の中でも安価な方なので年間購読もしやすくなっています。
サブスクアプリも登場!
時間をかけずに見たい記事を探すときには「Fit Ns.(フィットナス)」がおすすめです。FitNsは、メディカ出版が提供するサブスクアプリで月額1,078円(税込)から始めることができます。
最近は見たい記事や気になる語句を入力するとすぐに探し出し、一覧で表示してくれるサブスクアプリです。雑誌を探したいと思った時、わざわざ1つずつ雑誌の表紙や目次を確認しながら選ぶのは、時間がかかってしまいます。
しかしFitNsでは、知りたいことを2ステップで簡単に19種類の看護系専門誌から掲載記事を検索できます。さらに選んだ記事の関連記事まで出てくるため、理解を深めることができて効率的に学習することが可能です。
まとめ
訪問看護はとても広い分野の知識が必要となってきます。効率的に学習するために、自分に合った雑誌を探し、知識を深めていってください。
また『iBow』では実際にスタッフが読んでいる本を紹介していますので、何から学習を始めたら良いのかわからない方は参考にしてください。
おすすめ記事
https://ewellibow.jp/useful/information_20220121/訪問看護の請求に関わる質問や制度に関する質問に日々答えているサポートスタッフが勉強に利用している本なので、読めば勉強になるのは間違いありません。ぜひ様々な雑誌に触れて、福祉の考え方や在宅ケアについて学びを深めてください。